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2015-08-27
ヤマボウシ
今年7月から8月にかけて前橋地方気象台の報告によると、35℃以上の猛暑日は18日間あったと記録されています。
暑さが少し和らいだ8月下旬の早朝、園内でヤマボウシ(Benthamidia Japonica) の赤い実をみつけました。
まだまだ暑さが続くと思われた園内にも秋の気配が漂ってきたことを感じさせます。
アメリカ東部原産のハナミズキ(Cornus florida)は別名アメリカヤマボウシというように、日本に自生するこのヤマボウシと近縁で、葉の展開に先立って樹幹が大型の花で覆われるため華やかですが、一方ヤマボウシの花は淡黄色で小さく(6~7月開花)、ちょっと寂しい印象があります。
ヤマボウシの和名は「山法師」と書きます。写真の白い花弁のようにみえる部分(総苞片)に付いている(頭状)花序を僧の頭に、白い総苞を頭巾に見立てたものといわれています。
また、この赤い実は食べられるとの報告があります
写真は敷島公園水泳場入口付近で撮ったヤマボウシです。そういえば、野球場東側にあるクマシデの隣にもヤマボウシがあったのを思い出しました。
遠くから見るとサクランボだと勘違いするかもしれません。
いずれにしても、厳しい暑さは峠を越えたようで、少しホッとしますね。
【参考文献】週刊朝日百科 植物の世界41号(1995年)
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