2013-05-19

敷島の季節

　本格的な敷島の季節がやってきました。

園内の各競技場では大きな大会が目白押しです。

　今朝も高校総体の陸上競技に出場する高校生が園内のあちこちで輪になって先生の激励を受けている姿に出くわしました。

　お隣のばら園ではばら園まつりが昨日から始まりました。

ここ数日の30度近い気温のせいでバラの開花が一気に進んだようです。

　4月に入って私たちは「敷島公園まつり」の準備に追われました。

平成2年に始まったこのおまつりの主旨は「緑の普及とスポーツ振興」です。その主旨を踏まえつつ昨年度の経験をいかしながら様々な趣向を取り揃えました。

　 勿論、各競技場では例年通り大会が開かれました。

　テニスコートではレディーステニス大会が行われ、前橋、高崎、渋川などから２３ペアが参加し、熱戦が繰り広げられたようです。

　群馬をホームタウンとするサッカー、野球、バスケットボールのプロスポーツ関係者が集まりアルビレックス新潟の経営者を交え、まえばしCityエフエムでのトークイベントを行ったのは初めての試みでした。

それにキッズ自転車教室、絵本の読み聞かせ、紙芝居、などこれまでの「敷島公園まつり」にはなかった取り組みも始めました。

　今年は好天に恵まれ、おかげさまで来園者数は推定１６千人と昨年比３０％増加しました。

多数のご来園有難うございました。

　事故もなく無事に終了し、ホッとしています。今年のテーマを「交流」として取り組みましたが、

来年はもっと「交流の輪」があちこちに出来るといいなと、考えています。

　プロスポーツでは、正田醤油スタジアム群馬、上毛新聞敷島球場をそれぞれを拠点とするサッカーJ2の「ザスパクサツ群馬」、BCリーグ「群馬ダイヤモンドペガサス」の公式戦が、今、本格化しています。

　私どもが公園の維持管理の仕事を始めた昨年の４月以前から変わらず続いているのは、地元の宮崎さんが中心となっている朝６時からののラジオ体操です。（冬は７時から）

　昨年度は１日も欠かさず行われ、延３，２５７人、毎日平均８．９人の方々が参加されました。

　また、この公園を支えて頂いているボランティアの方々を忘れる訳にはいきません。花壇の手入れ、園内の清掃、プロスポーツ支援など多岐に亘っています。こうした方々に公園で楽しみながら充実した時間を過ごしてもらうためには、まだまだ私どもの努力を続けていかなければなりません。

　敷島の季節がやってきましたが、それに相応しい安全で、安心できる公園を更に目指したいと考えています。