2014-03-09

待ち遠しい春

　桃の節句も終わりました。敷島公園では、春の暖かさが待ち遠しい今日この頃です。
昨年末以降、園内では、運動施設内の工事、園路のバリアフリー工事など盛んに行われ利用者の皆様にご不便をおかけしていますが、今月末までには、一部を除いて一区切りつく予定と、聞いております。

　それにしても、2月の雪には驚きました。8日に公園に積もった22CMの積雪量も例年にないものでしたが、15日に積もった73cmの雪は、前橋地方気象台から1896年統計開始以来それまでの記録を倍以上超える、と発表されました。

　当日の朝出勤してくれた従業員によると、公園入り口から管理事務所までは、腰近くに達する雪を掻き分けて進み、まるで雪中行軍だった、と証言しています。
　問題はその後の除雪でした。市内幹線道路の大渋滞が影響して従業員の確保に苦慮し、基本的に人海戦術に頼らざるを得ない除雪作業に手間取りました。
　実際には私もそうでしたが、前橋周辺の市民の皆さんは自宅及び周辺の雪かきが大変で時間がかかり、或いは自宅の車庫が雪の重みで潰れ、各々の職場へ出勤が出来なかった、というのが、今回の大雪の特徴でした。
市内の学校は大混乱だったようです。近くの岩神小学校は、2日間の臨時休校その後3日間は2時間遅れの始業でした。

　今日は3月9日、サッカーJ2・ザスパクサツ群馬のホーム初戦でした。
なんとか、陸上競技場の残雪や落枝の整理がほぼ終わり、ホーム初戦を迎えることができました。

試合はザスパが１対０で初戦を飾ることができ、陸上競技場の改修工事完成に花を添えました。

　ただし、公園管理事務所前の生垣に沿ってあの2月15日に積もった雪が、少し残っています。
本当に春が待ち遠しい気持ちになってきました。